- 日々のこと2016.07.29
- 客室の美しい日本画「冬瓜と紅梅」
皆様、暑中お見舞い申し上げます。
祇園祭りが終わりを告げ、京都の夏はいよいよ暑さの本番を迎えます。
5月開催の〝うさぎフェスタ〟にて、展示されました吉田眞理子さんの日本画作品が、あまりにも美しく、京宿うさぎの風情にぴったりでしたので、ご縁あってこの度、「冬瓜(とうがん)」「紅梅(こうばい)」の二作品を設置することとなりました。
京宿うさぎにお越しくださる皆様に、是非ご鑑賞いただきたくご案内申し上げます。
吉田眞理子さんは、京都生まれの日本画作家です。日展などのあらゆる団体に所属せず、個展を中心とした独自の美術活動を続けておられ、寺院の襖絵や屏風、曼陀羅の制作、陶芸家との共作など幅広く、精力的に展開されている気鋭のアーティストでいらっしゃいます。特に植物の題材を得意とし、繊細でのびやかな表現、瑞々しい色使いは、すらりとしたご本人そのものを表しているようです。
「紅梅」は12号サイズです。古来から日本人に愛された「梅」。優しい色使いに心が和みます。現在は「お池」に飾られています。
「冬瓜」は背の高い二枚の屏風仕立てで大きく迫力があります。真近で鑑賞するとより一層惹きつけられます。現在は「お山」に設置されています。
緑の濃淡が爽やかで清涼感があり、特にこの季節にはぴったりです!
京町家にお泊りいただくことで、京の暮らしを体感するだけでなく、美術品、装飾品で京の美意識にも触れていただくことが出来ればと願っております。
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