- 観光情報2021.04.20
- 屏風絵が美しい圓徳院
今年の京都は桜をはじめ、山吹、サツキ、藤など、追っかけ追っかけ次々に花が咲いています。暖かさが例年より早く来てはいるものの、朝夕は日中に比べると15度くらいの差があって、まだ冬布団に包まって眠る日々を送っています。皆さんの地域はどんな様子ですか。
そうは言うものの晴れ渡る空を見上げて真っ青な青空の下で深呼吸するとやっぱり春だな~と感じます。
今回は春の味覚にちなんで「筍(竹林)」の襖絵をご紹介いたします。画像の襖絵は豊臣秀吉の妻、ねねゆかりの高台寺円徳院に展示されていますが、多数ある襖絵の中でも赤松燎画伯の遺作「白龍」は特に有名で、全国から様々な方が見にいらっしゃいます。私は花鳥風月が好きで自然を題材にしたものを見ると、絵の中に入り込んだような気分になって、頭の中がス~ッと綺麗に整頓されて清々しい気分になります。良いものを観る、体験する、触れる、そういった日々を早く取り戻したいですね。
さて、京都の筍が市場やスーパーに続々と並びだしています。少々お高いですが、やわらかくておいしいという評判です。皆様の食卓に上がる日も近いかもしれませんね。