少し日中の気温が上がり春めいてきた今日この頃ですが、京都では早咲きの桜が満開を迎えています。京都の桜の名所はいくつもありますが、中でも淀の河津桜は比較的開花が早く、3月上旬から3月中旬に満開の時期を迎え現在時点で満開となり、あと1週間ほどが見頃になっています。
特に淀水路沿いの桜並木が有名で散策しやすいスポットです。この河津桜は2002年に初めて植えられ、2006年には「淀さくらを育てる会」が発足し、街おこしとして植えられていきました。現在は総数300本を超えているそうです。淀はかつて宇治川と木津川、そして巨椋池に囲まれた「水上の城下町」とも呼ばれる場所で、江戸時代から残る水路が淀水路と言われています。お出掛けの際は京阪電車が便利です。駅にもお花見処への案内板も出ていますので訪問なさって下さい。
淀の河津桜
〒613-0906 京都府京都市伏見区淀新町
・アクセス 京阪電鉄「淀駅」下車、徒歩10分