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うさぎのつぶやき  宿と観光情報

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観光情報2021.07.28
祇園祭り2年ぶりの山鉾建て2021

昨年は新型コロナウィルス対策のため、ほとんどの行事が中止された祇園祭。今年は祇園祭で山鉾と呼ばれる山車を伝統技法で組み立てて街中に設置する「山鉾建て」が2年ぶりに行われました。山鉾建ては、釘を使わず縄だけで部材を固定する「縄がらみ」の技術が特徴のため技術継承を目的に2年ぶりに建てられました。

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7月14日の前祭り(さきまつり)では路上に建てられた山鉾に提灯の明かりが灯る宵山期間を迎えました。例年は四条通りをはじめ直径1キロの範囲に23基の山鉾が点在し多くの見物客で賑わいますが、今夏は感染防止のため提灯の点灯やお囃子の屋外演奏は19時迄となりました。

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明かりが灯された山鉾は圧巻で、2年ぶりということもあり街中に響くお囃子の音色もどこか懐かしさを感じました。                                              祇園祭一番の見どころである「山鉾巡行」は今年も中止でしたが、コロナ禍が収束し街中を巡行する姿を見られる日が待ち遠しいです。

観光情報2021.06.23
香の博物館「薫習館」

香りの博物館をご存知でしょうか。

京都には伝統文化や歴史、自然科学など様々な分野の博物館・美術館がありますが、日本の香文化を世界へ発信するべく、創業300年の歴史を持つ京都老舗のお香屋さん松栄堂が『薫習館(くんじゅうかん)』を2018年7月11日に開設されました。

薫習館では香りについての様々な展示や体験を無料で楽しむことができます。

薫習館は地下鉄烏丸線丸太町駅から徒歩約3分、地下鉄東西線烏丸御池駅からですと徒歩約5分の距離にあります。

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薫習館1階のKoh-labo「香りのさんぽ」では、天井から吊るされた3つの「かおりBOX」という箱に頭を入れて、それぞれ素敵な香りを体感することができます。また、ボックスに入っている様子を写真に収められるようにカメラを置いて撮影できる台が設置されていました。

かおりボックスMG_9942.JPG

その他にも、お線香の製造過程を動画で視聴できるコーナーや、「香りの柱」と名付けられたお香の原材料の香りを体験できるコーナーがあります。

薫習館と行き来ができる隣接する松栄堂本店では、お土産にもぴったりなお香を購入することができます。

京宿うさぎから松栄堂・薫習館までは徒歩約20分、電車ですと最寄りの地下鉄二条駅から烏丸御池駅まで2駅(約4分)ととてもアクセスが良いです。京都観光に癒しの香り体験はいかがでしょうか。

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観光情報2021.06.14
京都の名勝〜天橋立

皆様、こんにちは。

今回、京都府北部の日本海の宮津湾にある天橋立へ日帰りで行きました。

天橋立は広島県の宮島、宮城県の松島とともに日本三景で知られている名勝地の一つです。天橋立の形は古くから海流で砂礫が堆積し、現在のような地形に形成され、その造形が天に龍が昇る様子に例えられ、多くの観光客が訪れる日本百景の一つです。

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今回は文珠山にある天橋立ビューランドへ行きました。ビューランドの山頂まではリフトまたはモノレールで行けます。ここから眺める景観は飛龍観と呼ばれ、「股のぞき」をした時の風景は天橋立が空を飛んでいくのように感じられますので違う角度で眺めるのも楽しいです。ビューランドの山頂に到着したら天橋立の南側からの景観が一望でき、その景色を見るだけで日頃の疲れが吹き飛びました。

リフトからの下りの景色も素晴らしく最後まで天橋立の絶景を堪能できます。

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天橋立は展望台からの風景を見渡すのも良いですが、実際に徒歩や自転車で散策するのもお勧めです。天橋立の全長は約3.6kmですので、徒歩でおよそ50分かかります。自転車で行くなら約20分かかりますので時間に余裕がない方にお勧めします。

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皆様も壮大な自然に魅了される天橋立へ一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

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京宿うさぎから天橋立へのアクセス

・電車で

JR山陰本線の特急はしだて「二条駅」で乗車→「福知山駅」で下車→京都丹後鉄道宮福線の特急たんごリレー「福知山駅」で乗り換え→「天橋立駅」で下車

所要時間:約2時間20分

・お車で

京都縦貫自動車道「沓掛 IC」から乗車し「宮津天橋立IC 」で 下車。文珠方面へ

所要時間:約1時間40分

・高速バスで

JR山陰本線「二条駅」から「京都駅」へ→丹後海陸交通の高速バスに乗り「天橋立駅」で下車

所要時間:約2時間30分

観光情報2021.05.12
大文字山に登山

皆様、登山お好きですか?

今回は老若男女を問わず、誰でも気軽に登れる大文字山の登山ルートを紹介したいと思います。

大文字山は8月16日に行われる京都五山の送り火で知られ、東山三六峰の一つです。五山の送り火はお盆に戻ってきた先祖の精霊を再び冥土に送る伝統行事です。毎年東から西へ順に次々山に点火され、東山に大文字、松ケ崎に妙・法、西賀茂に船形、大北山に左大文字、最後は嵯峨に鳥居形が点ります。この五つの送り火は全て京都市無形民俗文化財に登録されています。

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さて、大文字山の登山道は沢山ありますが、一番お勧めなのは銀閣寺ルートです。

銀閣寺入口を左に曲がって少し前に進むと八神社の入口があり、そちらを右に曲がってしばらく行くと大文字入口の看板があり、そちらからずっと前に進み、橋を渡ってからが本番の大文字登山道です。大文字山の火床までおよそ小一時間かかりますが速ければ30分くらいで到着する人もいるようです。

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こちらの階段が見えてきたら大文字山の火床はもうすぐそこに!

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火床に到着したら京都市街が一望できるので、登山の疲れを一瞬に忘れてしまうほど美しいです。

大文字山は四季を問わず一年中絶景を楽しめる山ですので皆様も一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

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観光情報2021.04.20
屏風絵が美しい圓徳院

今年の京都は桜をはじめ、山吹、サツキ、藤など、追っかけ追っかけ次々に花が咲いています。暖かさが例年より早く来てはいるものの、朝夕は日中に比べると15度くらいの差があって、まだ冬布団に包まって眠る日々を送っています。皆さんの地域はどんな様子ですか。

そうは言うものの晴れ渡る空を見上げて真っ青な青空の下で深呼吸するとやっぱり春だな~と感じます。

今回は春の味覚にちなんで「筍(竹林)」の襖絵をご紹介いたします。画像の襖絵は豊臣秀吉の妻、ねねゆかりの高台寺円徳院に展示されていますが、多数ある襖絵の中でも赤松燎画伯の遺作「白龍」は特に有名で、全国から様々な方が見にいらっしゃいます。私は花鳥風月が好きで自然を題材にしたものを見ると、絵の中に入り込んだような気分になって、頭の中がス~ッと綺麗に整頓されて清々しい気分になります。良いものを観る、体験する、触れる、そういった日々を早く取り戻したいですね。

さて、京都の筍が市場やスーパーに続々と並びだしています。少々お高いですが、やわらかくておいしいという評判です。皆様の食卓に上がる日も近いかもしれませんね。

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